通信教育でタブレット学習を飽きずに継続していくには

通信教育のタブレット学習は小学生に人気で取り組みやすさがある反面、ワンパターン化して飽きやすく継続しにくいと感じているユーザーが多いように感じます。うちの小学生2人はスマイルゼミでタブレット学習を行なっていますが、上の子はまさに飽きてしまって解約しようかどうかを迷っているところです。
スマイルゼミに限ったことではありませんが、通信教育を始めると最初はやる気があっても、続けることが難しくなる場合がありますよね。楽しそうってことだけで通信教育を始めてしまうと、うちの子のように飽きてしまったときにモチベーションを継続できない可能性も出てきます。そういう意味では、通信教育で何を学びたいのか、何を達成したいのかを明確にすることって大切だと感じます。目標を設定し、その目標に向かって毎日の勉強を続けることで、モチベーションって維持しやすいですからね。
また通信教育を継続するためには、スケジュールを立てることが大切です。毎日何時から何時まで勉強するか、何日に何を学ぶかなどを決めておくことで、勉強時間を確保しやすくなります。この点でスマイルゼミはタブレットさえ開けば、今日やるべき事がすぐにわかるので迷うことなく勉強出来ると思います。ただ頑張って勉強しすぎると明日は勉強したくないモードにもなりかねないので、短時間集中して勉強することでモチベーションを維持していくことが大切です。
スマイルゼミを辞めた理由には料金が高いから解約したという意見もありますが、モチベーションを維持するためのゲームのやりすぎに不満を感じている親御さんが多いようです。たしかにスマイルゼミを続けるためには高いモチベーションで、ポジティブな思考を持つことが大切です。ただゲームという手段が目的化して勉強がそっちのけにならないように、保護者のサポートも欠かせないことがわかります。
どれだけ世間的には人気の通信教育でも、わが子に合うかどうかはやってみないとわからないものです。もしスマイルゼミが合わなかったとしても、それを前向きな学びとして捉えることができるようなマインドセットを持つことが大切です。
いっぽうスマイルゼミなどの通信教育を続けていくためには、モチベーションに頼るのではなくスケジュールを越すという考え方を持つことも大切です。毎日何時から何時まで勉強するか、何日に何を学ぶかなどを決めておくことで、勉強時間を確保しやすくなります。当然のことながら、毎日同じ時間に勉強することでルーティンになりやすくなります。ルーティンになると勉強しないと気持ち悪くなるため、勉強をやめるということが減り、継続しやすくなります。
小学生のうちから通信教育を通して自学自習の習慣を身につけることは、中学生以降になってからの勉強においても大きな助けとなります。自分で勉強を進め、自分のペースで学ぶことができるようになれば、勉強に対する自信もついてきますし、苦手意識を持っていた科目でも、自分で取り組んで理解することができるようになるでしょう。
またタブレット教材で家庭学習をすることで、デジタルリテラシーや情報リテラシーを身につけることもできます。現代社会では情報の量が増え、情報を正しく処理する能力が必要とされています。情報を収集・整理するスキルを身につけることができれば、将来的にも大きな力となるので一石二鳥ですよね。
小学生のうちから通信教育を始めることで、将来的には学校の授業や宿題、受験勉強なども自分で進めることができるようになるかもしれません。自学自習の習慣を身につけることは、学び続ける力を身につけることにつながります。