住宅ローンの保証料の内払い方式と一括前払い、どちらがお得？

住宅ローンの保証料の内払い方式と一括前払い、どちらがお得？
住宅ローンを利用する際には、借入額の他にも事務手数料の支払いが必要になります。
その中でも保証料は、借入額や返済期間によって異なる金額となります。
例えば、借入額が3000万円の場合、返済期間が20年の場合は約45万円から156万円、返済期間が35年の場合は約62万円から217万円です。
この金額は元利均等返済方式に基づいて計算されています。
保証料の支払い方法としては、一括前払い方式と内払い方式があります。
参考ページ：不動産中古住宅｜住宅ローンの保証料ってなぜ必要？詳しく解説！
一括前払い方式では、保証料を一度に支払います。
一方、内払い方式では、保証料を返済額に上乗せして毎回少しずつ支払う形となります。
ただし、内払い方式では上乗せ分に金利がかかることが一般的で、その金利は保証会社や住宅ローンの審査結果によって異なりますが、通常は0.2%程度です。
返済期間が長ければ長いほど、内払い方式の場合は保証料の総支払額も増える傾向にあります。
また、同じ金額を借り入れても借りる人や事例によって支払う保証料の金額は異なるため、どちらがお得なのかは個別の計算が必要です。
ただし、保証料だけでなく支払い方法が家計に与える影響も考慮する必要があります。
保証料は数十万円といった大きな金額なため、他の家の購入に伴う出費が多い場合には一括前払いではなく内払い方式を選択することもあるでしょう。
また、繰り上げ返済をする場合には、保証料を一括で支払った場合には一部が返還されることが一般的です。
ただし、返金の条件や金額は保証会社によって異なるため、具体的な情報は借り入れ窓口で確認しましょう。