固定資産評価証明書について詳しく説明

固定資産評価証明書について詳しく説明
固定資産の評価額を確認できる書類「固定資産評価証明書」について、詳しく説明いたします。
参考ページ：不動産購入で必要な固定資産税は何から算出されるかを徹底解説！
固定資産評価証明書は、土地や建物などの固定資産課税対象となる資産の評価額を証明する書類です。
固定資産課税対象には、土地や建物だけでなく、事業用の機械や車両なども含まれます。
固定資産税の評価額は、地方税法に基づき、総務大臣が定める固定資産評価基準をもとに、市町村が計算・決定します。
この評価額は、3年ごとに見直しを行います。
市町村は、固定資産課税台帳と呼ばれるものを作成します。
この台帳には、土地や建物などの固定資産税評価額が登録されます。
固定資産評価証明書は、この固定資産課税台帳から評価額を転記し作成されます。
つまり、固定資産評価証明書は、市町村がその年の固定資産税評価額を証明するものです。
固定資産評価証明書は、主に固定資産税の計算や相続税、贈与税、登録免許税などの税金を計算する際に必要です。
これらの税金を納付する場合、評価証明書を提出することが求められます。
注意点として、固定資産評価証明書の年度を確認してください。
固定資産評価証明書は、毎年4月1日に更新されます。
不動産登記などの手続きに使用する場合は、申請時点の最新年度の評価証明書が必要となります。
例えば、4月以降に相続登記を申請する場合、当該年の4月以降に取得した評価証明書を提出する必要があります。