夏になれば浴衣を着る機会も増えます。
その際、浴衣の袖の扱い方1つでエレガントにもオシャレにも、また不恰好にも見えてしまうものなんですよ。
例えば浴衣を着て電車に乗る機会があるとしましょう。
つり革に掴まる際、あなたならどうしますか?
そのまま掴まっていますか?
袖が下がり、ひじが丸見えになりますね。
これはなんとなく雑っぽく見えます。
手を上げる際は、浴衣の袖をそっと持つようにします。
このしぐさだけでも日本女性の大和撫子を見た、という気分になりますし、相手にもそう思わせることが出来ます。
この反対側の手をいかに上手に使うかによって浴衣の所作の印象が異なってきますから、チェックしておきましょう。
また手を洗うとき、袖がぶらぶら揺れてしまうのもNGです。
外袖を帯に少し挟み、手を洗います。
長い袖が揺れるのを最小限に防ぐことが出来ますから、大人のマナーの分かっている人、と見られることが出来ます。
浴衣は通常のお洋服と異なり、色々な制限があります。
しかしその制限をうまく着こなすことこそ、浴衣を本当の意味で着こなすことなんですね。
袖の扱いや足下など、気をつけるべき場所はたくさんあります。
是非あなたも浴衣のエチケットを身につけて、大人の浴衣を試して下さい。