人権団体がウクライナ批判 「学校や病院に陣地」と主張!?

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは4日の報告書で、ロシア軍の侵攻を受けたウクライナ軍が東部ドンバス地域の学校や病院に陣地を築き、「住民を危険にさらしている」と批判した。ウクライナ側は、住民に危害を加えているのはロシア軍だとして反論している。
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 ポドヤク大統領府顧問は「人権団体のような組織がロシアの宣伝戦に加担しているのは残念だ」と述べた。レズニコフ国防相も「ロシアの侵略とウクライナの自衛を同一視するのは不適切だ」との認識を示した。
 ロシア軍は、ウクライナ南東部にある欧州最大のザポロジェ原発を軍事基地化。反撃から逃れるための「核の盾」として使っていると非難されている。
 一方、東部ドネツク州のキリレンコ知事によると、同州の州都トレツクで4日、ロシア軍による砲撃があり、公共交通機関の停留所の住民ら少なくとも8人が死亡、4人が負傷した。負傷者のうち3人は子どもだったという。
 キリレンコ氏は、教会や集合住宅も被害を受けたと説明。ロシア軍は毎日市民を攻撃し、死傷者を出している」と述べ、同州の住民に改めて避難を呼び掛けた。